Apple Watch Series 6を購入
Apple Watchを購入した経緯
最近AppleのスマートウォッチApple Watch Series 6を購入した。これまではHUAWEIのスマートバンドを使用していたんだけれども、今回Apple Watchに乗り換えることにした。HUAWEIのスマートバンドを購入した時の記事→スマートバンドHUAWEI Band 7を購入
いまさらApple Watch 6にした理由
購入にあたって、新品は考えていなかったので、中古でどれが今コスパ的に良いのかを事前にリサーチした。その結果、Apple Watch SE(第1世代)、SE(第2世代)、Series 7が候補に挙がっていた。 SE(第一世代)は既にOSのサポートが切れてしまっている代わりに安いが、既にサポートが切れているとなると、あんまり長く使えない恐れがある。SE2はまだ現役モデルだけれどもSeriesと比べると、常時表示ディスプレイがなかったり、ヘルスケア機能の一部が削られていたりとちょっと見劣りがする。Series 7は機能的には充分で、急速充電にも対応していたり、画面も少し大きくなっていたりとスペック的には悪くないが、状態の良いものを選ぶとちょっと高い。 そんな中、ふとSeries6が目に止まった。SE(第一世代)と同時期の2020年発売なので、4年以上が経過しており多少世代が古いのは気になるものの、機能的には急速充電がなかったり、文字盤が小さいぐらいでSeries 7とさほど変わらないようだった。SE2と比較しても衝突検出がないぐらいで他の機能面では6のほうが優れいている部分も多く、それでいて価格は安い。 OSサポートがいつまで続くのかが気になるところではあるが、サポートされなくなったからと言って即座に使えなくなるわけではないので、バッテリーの最大容量が100%という状態の良い中古品をヤフオクで落札した。届いた商品には、傷もなくバンドも未使用で気持ちよく使い始めることができた。
なぜHuawei Bandから乗り換えたか
HuaweiBandに大きな不満があったわけではない。むしろ普段の使用用途的にはHUAWEIバンドの方が良いところもかなりある。とはいえ、Macやiphoneとの連携を考えると、Apple製品でまとめた方が便利なのは間違いない。Huawei Bandを使っていて、1番面倒なのが昼寝をする時、iPhoneのショートカットでおやすみモードをONにしつつ30分のタイマーをセットしているんだけれども、おやすみモードの状況は当然ながらファーウェイバンドには反映されないので、手動でサイレントモードにする必要がある。これを忘れると気持ちよく昼寝してるときにLINEが来たりして手首がぶるっと震えて起きてしまうということが生じる。
また、サイレントモードにしたものの元に戻すのが面倒で、結局常時サイレントモードで運用するようになってしまい、スマートバンド本来の通知を手元で見ると言う利便性を完全にスポイルしてしまっていた。 Apple WatchならiPhoneのおやすみモードがApple Watchにも自動的に反映されるので、わざわざ手動で設定する必要なくなるので、それを見込んで乗り換えた。 後はMacBookのロック解除もApple Watchをしていると自動でできると言うことだったので、まぁそれも便利そうだなと思って1つの理由としていた。 後は好きなアプリが入れられると言うことでiPhoneが手元にない状態でも暇つぶしに便利かもという期待もあった。HUAWEIバンドではアプリは入れられないのでまぁそれに比べれば結構できる事は増えるのかなあと。そんな思いもあり、今回乗り換えてみた。
普段の使用用途
これまでもスマートバンドは睡眠のトラッキングが主要な用途だった。夜何時に寝て、何時に起きて、睡眠の質を可視化する機能は健康管理に役立つと感じている。
他にも運動を記録する機能もあるが、HUAWEIバンドでは、バンド単体だとGPSがついていないので、ワークアウトを開始するときにiPhoneのアプリを立ち上げて同期させてからでないと始められなくて、それが結構面倒で結局ほとんど使う事はなかった。 Apple Watchだと単体でワークアウトができるし、しかも忘れていても自動的に「サイクリング中のようですね」みたいな感じでサジェストしてくれるのでより気軽にワークアウトを計測できるようになった。
MacBookのロック解除もたしかに便利ではあるが、そもそもロック解除までの時間を結構長めに設定している自分にとってはそこまでロックを解除する回数も多くない。しかもどっちみちMacBookを開いた状態で机に置いてあるので、電源ボタンをタップしてスリープ解除すればいいだけの話だった。あれば便利だけどそこまで必要とされる機能ではないなと感じた。ちょっと勘違いしていたのは、できるのはロック解除だけで、Macを使用中にパスコード(TouchID)を求められる場面ではいつもどおりタッチIDかパスコード入力が必要だった。
他にも確かにアプリを入れられるので、スマートホーム関連のアプリ(MerossとかSwitchボットとか)を入れて操作してみた。確かに操作はできるのだけど、いちいちアプリ立ち上げて操作するのは操作性があまり良くない。まずアプリの一覧を出すのにデジタルクラウンを押さないといけないんだけど、結構クラウンを押し込む必要がある。たいした労力ではないんだけども、駆動部分は壊れやすいという思いもあってちょっと物理ボタンを押すことに抵抗があるのもありアプリの立ち上げが面倒。一旦アプリを開くと戻るために一回クラウンを押しただけでは文字盤に戻ってしまうので、アプリ一覧に戻るにはもう一回押さないといけない。その辺の操作性がちょっといまいちだなぁと感じる。スマートスタックの下にあるすべてのアプリを選ぶって言う方法もなくはないんだけど、どのみち結局画面が小さいのであんまりなんか腰を据えてアプリを使うという用途には当然向いてない。腕を持ち上げてもう片方の手で操作するのも意外と疲れるし。 そもそもiPhoneとApple Watch比較すると常に身に付けていることによるバイタル測定とか以外は結局画面のあるデバイスという意味では、iPhoneの方が完全上位互換なわけで、わざわざ画面の小さいApple Watchでやる必要ってあまりない。iPhoneでできる事はiPhoneでやればいいし、パソコンでやれば良いことはパソコンでやれば良い。
Apple Watchの良いところ、悪いところ
Apple WatchのいいところはApple製品との連携これに尽きるかなと思う。iPhoneでおやすみモードにしたときにApple Watchも連動して、おやすみモードになるのは超便利。でも、逆に言うと、それぐらいかもしれない。 タッチ決済とかアプリ入れられるとかできることは確かに多いんだけれども、じゃぁApple Watchでそれをわざわざやる必要があるかっていうと、別にiPhoneでできるしなぁって言うところ。 LINEとかにも返信すぐにできるんだけど、そんなにすぐに返信しないといけないことって意外とない。iPhone取り出せば済む話。1秒、1刻を争って返信しないといけない人は別なんだろうけど、自分はそんな必要がないのでねぇ。
まだ使いだして1週間ほどなのでまだまだApple Watchの性能を引き出していないと言うこともあるし、多分もっといろんな場面で活用できると思うんだけれども、これまでのHUAWEIバンドでも睡眠の計測、歩数とか運動カロリーも計算できてたので、そういう点でもさほど変わらないかなと言う気がする。
むしろApple Watchのデメリットである。バッテリーの持ちの悪さ。これは最大のデメリットだと思う。HUAWEIバンドをしていた頃は余裕で10日ぐらい持ったので充電する必要を忘れるぐらいだった。Apple Watchは常時表示オフ、手首を上げて表示もオフにしていても深夜0時に100%の状態で付けて寝て、翌夜9時ごろにはバッテリーが半分ぐらいまでに減っている。これだと毎日の充電が必要。 また大きさもちょっと大きいので、付け心地がスマートバンドのより「付けている感」が強い。付けたままでも問題なく寝れる程度の重さではあるが、存在感はそこそこある。
細かいところで言うと、30分ぐらいの短い昼寝が今のところ計測されない。もしかしたら1時間以上寝ないと計測しないのかもしれない。一応、昼寝する時も睡眠モードをオンにはしてるので、できそうではあるのだけど。Huaweiバンドだと普通に昼寝も計測されてたので、そこがなんか残念だなぁと思う。Somnusと言う睡眠計測アプリを入れることで睡眠の質を細かい部分まで見れてスコア化もされるんだけど、Somnusの睡眠トラッキングの結果グラフは棒グラフが横に並んでいる状態であまり見やすくない。Apple標準やHUAWEIのヘルスケアのようななだらかな波形をえがいているグラフの方がわかりやすいなぁと感じる。
Somnusのグラフ
HUAWEIヘルスケア
コスパで言ったらHuaweiスマートバンドのコスパはかなりいいと思う。新品の値段で比べるとHuaweiのSmart Band 10が6,800円に対して、Apple WatchのSE2が34,800円。わざわざ5倍の値段出してApple Watchにする必要性があるかというと疑問は残る。せっかく買ったので、しばらくは使い倒して見ようと思う。