ELSA Speakで発音矯正

ELSA Speakという発音練習に特化したアプリがある。今度アメリカに旅行に行く予定があるので、その時に少しでも友達と会話を楽しめるように発音を改善したいと思って5ヶ月ぐらい前からELSA Speakのプレミアムプランを契約して、時間があるときにやっている。

このELSA Speak判定がシビアというか、容赦がないというか、AIが判定してくれるので、忖度なしに間違ったものを間違っていると指摘してくる。人間だと間違っているけど、頑張っているしいいにしてあげることがあるが、そういった手加減がない。おかげでこちらもかなり徹底的に練習ができる。

何回やっても間違いになって、なぜ違うんだと思って嫌になりかけることもある。しかし自分の発音のできていない部分や弱点がわかるし、ネイティブに比べて何%位の発音なのかという自分の実力が数値化されるのは見ていて楽しいし、そのパーセンテージが上がっているのを見ると、モチベーションが上がってくる。

自分の苦手な単語の傾向が明らかになってきて、THの音とL、R。やはりそこが毎回引っかかる。ThatとかThe、Think、Thankといった部分。LはReallyなど、lyで終わる単語や途中のLができていない。発音の方法とか発音記号もすこしは勉強して発声方法、例えばTHなら歯の間に舌を挟んで、そこから息を出しながら発音するとか、Lなら前歯と歯茎のあたりに舌先をつけながら発音するなど。一応理論はわかってその通りにしているはずなのだが、なぜか正しい判定が出ない。何が違うのか自分ではどうしてもわからない。発音しているときの口の中を立体的にCTみたいので撮ってそれを元に指導してもらったらいいのかもしれないが、多分間違った発声方法が染み付いてしまっていてなかなか変えられないのだろう。

ELSA Speakも間違っていると指摘してくれるし、自分がどんな音を出しているのかということも教えてはくれるのだが、自分ではできているつもりで、ちょっと壁を感じている。

AIとの会話練習する機能もあって、プレミアムだと無制限で使えるのだが、これはこれで面白い。発音というよりも全体的な英語力のアップ。特に表現力を高めたり自分が伝えたいことを英語で表現する力をアップするのにはかなり役立つかなと思う。ただ人と話すような緊張感というのがないので、完全に人との会話をする代わりになるかと言われるとそこまでいかないのかなと思う。

それにしても英語の発音を本気でやろうとすると口の中が疲れる。普段日本語の発音ではあまり使っていない筋肉を使おうとしているからだと思う。

とはいえ、少しずつは伸びているはずなので、急な向上を期待せず、地道に練習していこうと思う。いつか、気づいたら音の違いが理解できるようになって、それが発音にも反映されるようになっていく時が来ることを信じて今は地道な努力をもう少し頑張って続けてみようと思う。

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