ワーク・コントロール

::img-medium

ポイント

- 仕事の仕組みを深く理解することで生産性が向上する - コミュニケーションとプライオリティ管理でチームがワークする - 個々のマネジメント能力を向上させることで組織全体の向上につながる

感想

仕事や業務、やるべきことが立て込んでくるとてんてこ舞いになることがある。この本を通してどうしたら仕事に振り回されることなく、仕事をコントロールできるのか学べた。

まずは大事な仕事を見極めてそれに取り掛かること。そのためには手当り次第に行うのではなく、しっかりプランを立てて行う。突発的な仕事も舞い込むので余裕をもたせつつ優先順位付けをしっかりして確実にこなしていく。

仕事は「自分ひとりで行う仕事」と「他の人と共同で行う仕事」に大別されるが、自分ひとりで行う仕事はないがしろにされがちなので、しっかり時間を確保をして行うのは大切。スケジュールにそのための時間も入れて、チームメイトにカレンダーを共有するというのは実際にやれるかどうかは別としてもいいアイデアだと思う。それがあれば、今はやめといて後で連絡しようといった判断ができるので。

この本は個人にとどまらず、組織としてパフォーマンスを上げることについても触れられていた。情報をフラットに共有することや、ボイスメールを使うなど、「なるほど」と思うことも多い。日本人はLINEとかでもあまりボイスメール(音声メッセージ)使わないよね。なんかちょっと気恥ずかしいというか。とはいえ文字情報より声のほうが情報量としては多くのことを伝えられるので、より意図や感情を汲み取りやすくなるという利点はある。それでいて電話のように相手の時間を専有しないし。使えるシーンでは積極的に使っていくのもありかも。

こうしたちょっとしたことをして、チームのコミュニケーションを改善することで、生産性が上がるのは間違いないと思う。やっぱ一人ひとりのコミュニケーションスキルを上げていくのが大切か。

とりあえずまずは自分からだね。

関連記事