〈アウトライン記述法〉でA4一枚の文書がサクサクつくれる本
ポイント
- アウトライン記法を使うことで、文章を素早く書けるようになる。
- 思いつくままに項目を書き出してみて、後から並べ替える。
- 全体の骨組みを作成してから、細かな項目を肉付けしていく。
- 寝かせてから推敲して、読みやすい文章を作る。
感想
文章とまではいかなくても、メールやブログなどちょっとした文を書く機会というのは多々ある。その時に、論理的で読みやすい文章をサクッと作るのにアウトライン記述法が役立ちそう。
冒頭からずらずら書こうとすると、アイデアがうまく出てこないことや、いろいろ詰め込んでしまって頭でっかちになってしまうことがあるが、まず全体の大まかなアウトラインを組み立てて、その後、各項目を増やしていくとバランスが良くなるというのは確かにその通りだと思う。
文章の推敲についても取り上げられていて勉強になった。読みやすく分かりやすい文章の大前提として、誤字・脱字がないことはマスト。その上で、一行の長さ、接続詞や句読点の使い方、漢字、カタカナ、ひらがなのバランスなどによって変わってくる。そのあたりはその人の文体にもよるが、小説を書くわけではないのであれば、個性より読みやすさ、分かりやすさを重視したほうが良いと思う。特に読点(、)の入れ方については、これまであまり意識してこなかったので参考になった。
[!NOTE] メモ 書きっぱなしではなく、読み直し、推敲と校正を行ってから提出する。